禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

 節酒記録4年目 day22(禁酒継続 2日目) 【本】反応しない練習

 節酒記録4年目 day22(禁酒継続 2日目)

 

 

 

 飲酒日  2日    7月2回

 

 

 

禁酒日   20日

 

 

 

ちょいと久々の日記。金曜はプール、たいへんな疲労、友人との飲み。土日は小旅行で、地元の友人との再会。(でもちょいと時間がなったことでの変化とギャップを感じてしまった旅となってしまった。)

 

 

夏休み、ということで楽しい休日だった。とくに金曜は。土日は正直微妙だったw

まあでもいい。そして酒。2日飲んでしまったが。。。やはりもう、酒はいいかな。いらない。ほどほどに抑えたし、リズムは保っているが、やはりもう私が求めるものは酒にはないのだ。むしろ酒はマイナスでしかない。またしばらく飲みませんぜ。夏のせいで飲んでしまった。そいうことにしよう。

 

 

 

 

昨日の夜の過ごし方は完ぺきだった。7時前とずいぶん遅れて帰宅になったが、そこからすぐにシャワー、片付け。それから英語。終わってからは、洗濯、歯磨き。一切スマホは見なかった。もちろんPCも。今日の早起きのために、リズムを取り戻すために。

 

 

 

予想通りリズムが崩れていたのですぐには寝付けなかった。そこでとった方法も良かった。布団から出て、本を読んだ。そして10分散歩した。帰宅したら大変気持ちよく寝ることが出来た。メラトニン万歳。きっと日々を一生懸命生きるとは、こういうことなのだろう。常に自分にとっての善を考えること。それを実行すること。あしたの自分にメッセージを送ること。

 

 

 

そして4時起き。起きてからもちろんスマホなんて見ない。掃除、日課、英語。散歩、筋トレ、食事。ブログ。いい1日のスタートだ。外では蝉が元気に鳴いている。

 

 

 

ここ数日で、『敗者のゲーム』『エッセンシャル思考』『反応しない練習』とよんだ。反応しない練習にまとめておこう。実にいい本だった。

 

 

簡単な感想を先に書いておくと、『筋トレを最高のソリューションである』と似ていることもあった。つまり、心がモヤモヤしたら運動しろ!

 

それぞれの本でアプローチや手法はもちろん違うが、行きつく先をややまとめてると同じことを言っていると感じだ。これはじつに興味深い。

 

もうひとつはミニマリストであること。ブッダの合理主義とは、ようはエッセンシャル思考でもある。このあたりもかなり似通っている。自分にとって大切なことのみに反応すること。世の中の大半は自分にとって特に必要ないことだ。それを取捨選択し、反応しない、という技を使い、そして自分にとっての優先事項に取り組む。大切なことはそこである。

 

 

あと印象的なことをいくつか。

 

①心の中が荒れているときは、その状態を3つに分類できる。その3つとは、貪欲、怒り、そして妄想である。それらに対しての策は、まずはそれを認めること。自分が怒っているな、とか悲しいな、ということを認めること。そのあと、体の感覚に集中すること。簡単に言えば、運動すること、散歩をすること。

 

 

(※妄想とは、いろんなことを頭の中で、「ぼんやり」考えていることらしい。

ぼんやりしていては、何かをなすことはできませんよね。だから追い払いましょう。)

 

 

 

人間の心は大変な浮気者であるらしい。1日の中で実に7万のことを考えているらしいし。

 

例えば、何か調べものをしようとしてYAHOOを開いたら、おもしろそうなニュースがあって、それを見てたらさらに関連したものを開いたりして、あれ?何しようとしてたんだっけ。。。っていう経験は誰にでもあるのではないか。

 

でもこれはもう、そのようなものであると認めること。マグロが止まったら死んでしまうように、心も浮ついていないと、きっと死んでしまうのだろうw不思議なものである。

 

でもやっぱり私たちはやりたいことや集中したいことがある。だからその浮気者の心をぐっと引き寄せねばならない。そのために有効なのが、体の感覚を意識すること。つまり、五感を活用して散歩をする、ストレッチ、柔軟、瞑想、ラン、筋トレ。あるいはそうじ、片付け。例えば勉強しているときに集中力が切れたと思ったら、5分ストレッチをするというのは、仏教的に考えてもとても良い方法であるということだ。

 

 

これとは逆に、やってはいけないのだ、「適当な反応」である。私の場合、ヤフーニュースを見る、そのコメントを見る、SNSを見る、仮想通貨を見る。。。などである。

 

 

正直それらの情報は、別にたいていがどうでもよい。ジャンクフードのようなものである。でも、心は浮気性だから、ついそういうところに向いてしまう。そしてその情報にアクセスしても、どうせジャンクフードだから、何も為にならない。むしろマイナス。そしてそれは、「適当な反応」だから、妄想を強化してしまう。妄想を強化することは、さらに集中できないということになる。だから、本当にスマホでだらだらと情報をみることは百害あって一利なし、だしドラッグである。

 

 

昨日友人が、飲みに行った帰りにさらに酒をコンビニで買っていた。ホテルに着くなり、さらに酒を飲み、ラーメンを食べ、テレビをつけ、スマホをいじっていた。もう何をしているのかわからない。結局酒もラーメンも残していたし。これは妄想をさらに強化し、心はさらに荒れ、むなしくなるだけの行為であろう。なってこった。そしてかつての私もそんなことをしていたのだ。

 

 

②判断しない、こと

 

 

とくにくだらないニュースやゴシップ、人間関係に対して。

 

「あの人はこうだ」「このニュースはこうだ」とかは、正直私の人生にはなんの関係もない。特に芸能人の不倫とかその最たるものでしょう。だから、判断する必要もないし、すべきではない。

 

なぜなら、そこにおいてもエネルギーを使うから。また、「判断」は承認欲求の表れで、そこには「慢」という、心がおごっている状態だから。おごれるものは久しからず、ですね。だからくだらないことに判断もやめにしましょう。あるいはそもそも反応しない。そういうサイトを開かない。スマホを持たない。

 

 

じゃあ何をするのか。もちろん、自分にとって大切なことを判断するためにそのエネルギーをとっておく。または老荘思想のように、水のように生きること。ブッダもまた、老荘思想と考えが似ているのが興味深い。柔弱謙下、無為自然、そして上善水如。ありのままをただ受け入れる、それだけ。でもそれはそれで難しいが。

 

 

 

 

 

③自信を持つ必要もないし、ないと嘆く必要もない。ただ、その日その瞬間を一生懸命に集中して生きる、それだけ。換言すれば、過去を嘆く必要もなく、未来を憂う必要もない。それだけでしょう。徹底した肯定。いい言葉だ。

 

 

 

④4つの妨げに注意

 

 

快楽に流される心(酒、ポテチ、ポルノ、漫画、SNS,ねっと)

怒り(不快、悲しみ、他人への悪意)

やる気の出ない心

そわそわと落ち着かない心

疑いの心(他人や将来について)

 

 

確かに、その通りですね。対処法

 

1 まずそれらを認めること

たとえばどうしてもネットを見てしまいたい、ネットを見てだらだらしたいと思ったら、。まずは、ああ、自分がそうしたいんだな、と認めること。

 

 

2 それに代わる「快」をみつけること

 

「快」とはまあ、楽しいこと、気持ちよいこと、みたいな感じですかな。もちろん生産的なもので。水を飲むとか、ストレッチを気持ちよい感じでするとか、散歩とか音楽とか。そういうのがよいですな。あとは敵。敵はいつも自分の心にある。

 

 

 

3 自分の感覚を使うこと

 

これは2ともつながりますがね。つまり、五感を集中して散歩するとか、瞑想するとか、そういう感じ。

 

 

 

以上。あー疲れたwまだ完全には消化できていないけれど、とてもいい本だった。とくに、「テキトーな反応をしてしまう」ことが妄想を強化し、自分をネガティブにさせていくっていうのは非常に納得だった。その対処法が運動なことも。読んでよかったぜ。ありがとう図書館。

 

 

 

 

 

そして今思う。ヤフーニュース見たり、ヤフーニュースのコメント欄見て、自分は正しいと思ったり。痛いニュースTwitter やブログのアクセス数、仮想通貨なんかを「なんとなく」、でも1日の中でけっこうな頻度で見ていたのは一体なんだったのかって。

 

 

 

 

それをすることで為になったり、本当に楽しければよい。でも全然そんなんじゃない。ダラダラと時間は経過するが、なんのプラスにもならないことがほとんどだった。一体、毎日毎日せっせとページを開いて見ていたあの時間は一体何だったんだろうか。。。まあこれも気づけただけよいですかな。

 

 

この土日月と全然見ていないが、非常に充実感がありますな。これでよい。これがよいのだ。

 

 

 

さて、ま8時。本日も集中して過ごそう。