禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

sono4 寝れない夜とfire

9時半には電気を消したのだが、なんだか寝れない。風は強いし、ものすごくムシムシしているし。10時に起きて本を読み散歩をし、ブログを書くことにした。寝れない夜。そういえば最近あまりなかった。2年前、禁酒を始めたばかりのころは結構あった。ちょっと懐かしいくらいである。

 

 

 

ふと思ったこと。まず昨日はかつての同僚との飲み会があった。でも断った。私以外にももう一人が断ったと言っていたから、残りのメンバーで行ったのだろうか。

 

もしその人たちだけで飲み会をやっていたとして、楽しいのならばそれでよいのだろう。でも、もう私はその場に加わることはできないし、ないと思う。その人たちがいやなのではない。酒と飲み会という場がいやなのだ。さらに、もう話すことなんてないし。

 

その人たちと同じ職場だったころはよく飲んだ。本当によく飲んだ。(週1くらいだけれど)その時は同じ職場だったから話す話題もあった。私も酒は好きだったし、飲み会という場も好きだった。だからそれができたのだ。たとえ、内容がくだらないものだったとしても。

 

でももうそれはできない。もうしたくない。それだけである。だからこれも少し寂しいけれど、これでよいのだ。それに今はそんなことに時間を使いたくない。お金と投資の勉強、英語、ラン、音楽と前向きにやりたいことがたくさんある。

 

 

 

 

後、生命保険が期限が切れてなくなった。これによって、さらに投資に回せることになる。今までは一応入っていたのだが、でもこれも考えれば、職場で勧誘され、なんとなく入ってしまったすぎない。酒と一緒で、ひとつの洗脳である。それにふと今日気づいた。

 

 

さらに言えば、生命保険なんかに入る前にもっとすべきことは山ほどあった。まずはアル中を治すこと。それから、運動をし、栄養のある食事をし、早寝早起きをし。。。これらのことは全然していなかったのに、生命保険なんかにはいるなんてちゃんちゃらおかしい話だったぜ。。。

 

 

 

わたしをささやかに自分で弁護するとすれば、まあ世の中そんなものだと。酒にしろ、保険にしろ、みんなそうやってなんとなくやり、なんとなくお金を使っているんだぜ。。。

 

 

 

でも、やっと最近禁酒も日々を重ね、日々の生活が前向きになった。さらにfireという目標も見つかり、お金と投資についてずいぶんと知った。目の前の景色が開けたような気がしている。そして、今まで、酒や社会、会社、お金、いろんな洗脳の中にいたんだなあと思う。無知だったし、おそらく牢獄の中にいた。ずいぶんと回り道をしてきたぜ。方向転換せざるを得なかったこともたくさんあったし。

 

 

 

 

その回り道にもずいぶんとお金や時間を使ってしまった。私は今30代半ばだが、もしそこそこ倹約して年100万くらい社会人1年目からためていれば、お金も1500万くらいはあってもぜんぜんよいということになる。

 

 

 

でも全然そんなお金はない。全くない。

 

 

転職もしたし、留学もしたし(向こうでもちょっと働いてはいたけれど)、イベントもあった。病気もあったし、車を買わなきゃいけない時もあったし、奨学金の返済もあった(これは自分のせいだが)。タバコ中毒にもなった。タバコを止めたら今度はアル中になったw

 

 

だからもちろん後悔や反省はある。でも一方で、もうこれは仕方ないのだ。これはもう私の人生であり、こういうことがあってやっと今に至ったのだから。そしてその時はそれなりに楽しんだのだから、決して否定するものではない。

 

 

 

今はなんとかアル中からもニコチン中毒からも抜け出すことができた。この1年の節酒は成功だったと言えるが、もしこの1年、まだタバコも酒もやっていたら、今のあまりない貯金からもさらにマイナス100万円ということになる。これを避けることができただけ、はるかによい。30代なら、まだまだタバコや酒を頻繁にやっている人間だってたくさんいるのだから。

 

 

 

せめてこれから、支出を最適化し、貯金をし、投資をする。健康に気を使い、運動をし、本を読んだり英語や音楽に励む。そうしていれば、その日々をあと5年つみかさねることができれば、40歳になるころにはきっとそれなりに形になる。自信になる。そしてfireができれば、ひとつの達成である。

 

 

 

 

 

 

今の職をやめようとは2年前くらいからけっこう思っていた。さらに言えば、就職した時からも疑問は持っていた(一応自分で希望した職種も関わらず)。仕事自体は嫌いではないのだが、もう長いことは続けられないと思った。職場の雰囲気や内容、システム的に。

 

 

 

かと言って、この年から転職するのも考え物だ。音楽関係をやってみたいとは思うのだが、ロッキンオンとかクリエイティブマンとかは狭き門だし、今の仕事でそこそこやってきたから、今更契約社員もねえ。。。(たいてい契約社員の募集となっている)

 

 

さらにこの日本ではホワイトな会社を見つける方がなんだか難しそうである。もう今から新しいところで仕事を覚えて、週5で、残業もあって、時には週6で、残業代なしで。。。とかやりたくもない。ロッキンオンに入れたとしても、希望のところに行けるとも限らない。

 

 

 

といいつつも、自営とか企業とかする能力もない。フリーランスの技術もない。ないないづくしではないか。

 

 

ってな感じで、うだうだとしていのだが。。。

 

 

 

ここにきて、三菱サラリーマンこと穂高さんのfireという生き方が心に触れた。とても共感できた。目からうろこだった。もうこれしかない、と思う。

 

 

 

 

人生よよよさんとか、キムさんとかのセミリタイアも面白いのだが、私は働くことそのものが嫌なのではない。また、彼らの行き方は少し世捨て人過ぎる気が私にはして、ちょっと違ったのだ。

 

 

そこに来て穂高さんのfireは、お金の流れを確保しつつ、働きたきゃ働くよ、っていううところがとてもしっくりと来た。これからは、お金からは離れて、本当にやりたいことをやっていくんだぜ、と。なんという力強い生き方だろうか。

 

 

 

だから私もずいぶんと回り道もしてきたけれど、それに向かってあと5年弱、なんとかやっていこうと思う。