7月に入った。入ってしまった。57日目。2か月まであと3日。2か月である。
2か月飲まなかったとすると。。。
60日とする。量は、
一日ビール1.5リットルだったから。。。。
1.5×60日=90リットル!!!
90リットル! ビール180缶!!!!!!
それに加えて、飲み会ではもっと飲むはずだから、
飲み会の分は+5本とする。それが週2だったとして、月に16回。
2.5リットル×16回=40リットル! ビール80缶!
なんか数学の証明みたいになってしまったが、260缶!!!
一本200円として、5万円!!!!!
ウーム5万円。5万円か。。。お金だけで考えても恐ろしいものだ。
酒の代わりに甘いものや炭酸水を買っているし、ご褒美にいいものを食べたり遊んだりもした。(靴とか、必要なものも買っているけれど)禁酒をしているんだから、それ以外のところでは自分を結構甘やかしている。しかしそれでも決して5万円にはいっていないだろう。。。ウーム。本当にやめることができてよかった。しみじみと思う。
さらにこれに、おつまみとか、電車代、タクシー代、もろもろ、、、と考えると、7万はいくだろう。つくづくあほらしい。
パラレルワールドの自分がいる。いまでも相変わらず飲んでいる自分。
ヘイへい、7万円はでかいぜよ。まっことでかいぜよ。さらに一番失ってもったいないのはお金ではない。時間であり、健康である。
7万失った上に、健康も時間も奪われるとか、なんの罰ゲームだよっていう話ですね。ただただ失うだけ。時間もお金も健康すらも投資したのに。
得られるのは、本当に一時だけの快楽。ただそれだけ。決してストレス解消にはなっていないのだよ、酒を飲んでいるニーチェ君。
もちろん、わたしも一生飲まないとは言わない。いつかまた飲みたいなと思う。しっかりと、節度を保てるようになる時が来るとしたら。3か月がまずは目標になるかな。
そして、確実に日々を重ねていく。酒なんてあほらしい、2度とアル中になんて戻るものか、という回避。酒のない生活はなんてすばらしい、という接近。この二つ、この武器と盾をもって、飲酒欲求に挑もう。挑み続けよう。3か月たつ頃には、きっともっとその武器は強固になっているはず。風来のシレン風に言うと、+90とか?wおう、+99もででもそんなに遠くではない気がする。
前回の飲み会。同僚が、
「帰ったらストロングゼロを飲む。そして酔った状態で寝るのが至福」
と言っていた。世間的に見て、役職あり、家庭あり、という何一つ不自由ない人二人が。
自分の変わり身の早さにびっくりするが、なんでそんな人たちが毎日飲むのだろうというのが本当に疑問である。ある意味、わたしとは真逆なのに。わたしは、この生活がさらにみじめになってしまったら本当にどうしようもないな、というある意味逆説的に禁酒を始めた。
逆説的というのは、酒を飲む理由に背いているからである。本来、みじめな時ほど人は酒を求めるのだろう。うまく行かないとき、孤独な時、やり切れないとき。。。しかし、そんな中で私は禁酒を始めた。そしてその決断は正しかったと思っている。
あの時なんで酒をやめたんだろう。。。なんて後悔は絶対しないと思う。後悔するなら、なんでもっと早く酒をやめなかったんだろう。。。になるだろう。絶対に。そもそも、飲みたいなら、それほど酒に幸せを再び感じるのなら、またいつでも飲めばいいだけだし。
そんなことを、正直おもしろくないなと思いながらコーラを飲んでいた。あまりに退屈だったため、さっさとお暇したけど。もう行かない。そして心の中でこうも思っていた。あなたは自殺したいんですか?脳を薬物でマヒさせて寝る。それは緩やかな自殺ですよ、と。家族もいるのにね。。。
まあよい。人は人、自分は自分である。禁酒しなさい、なんていうつもりも毛頭ないし。かつての私が禁酒を説かれても、まったく相手にしなかっただろうし、喧嘩にもなるだろうからだ。そんなことをするのは、まったく無意味である。今のモリカケ問題の議論くらい無意味である。とりあえず、次も行かないし、次の次もいかない。それで充分である。
本日は9時前に起きた。寝すぎてしまった。離脱症状による、この不安定な睡眠のリズムが非常にやっかいである。しかし仕方ない。なすがままに。とりあえず3か月。
急いで仕事に行く。日曜日だが。なんとか午前中に終わらせてしまいたい。12時過ぎまでなんとかやる。ものすごくさばけた。
帰ってきて少し休む。ラーメンを食べる。掃除をして、プールに行く。ちょっとした断捨離をする。一日一つ処分する。
そしてブログである。7時を過ぎてもまだ明るいのが素晴らしいと思う。酒なしでも、人生はこんなに豊かになるのだ。いや、酒がない方が、はるかに豊かになるのだ。もう酒の奴隷などに決してなりたくない。
この後は、食事、入浴、音楽として10時には電気を消して寝てしまおう。プールの背泳ぎにより、非常に心地よい疲れである。
また今週もがんばろう。がんばりましょう。
あ、今がんばろうとか書いていて思ったが、酒飲み時代はこんなこと全く持って思ったことなかった。ひどいときは、ひたすら日曜の夜に酒を飲み、ただただ現実逃避していた。まったくあほらしい。そんなことをするから、ひたすら悪循環になっていくのだ。月曜日が嫌なら、その分の仕事をさっさとやってしまったらいい。人間関係とか、別の嫌さなら、さっさとその問題に立ち向かえばいいし、走ってくればいい。全く持って、ただの逃げだった。
でもまあ、それもそれでよいのだろう。今こうして気づくことができたのだから。もうこれから、逃げの酒は絶対に飲まない。断固として。