禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

禁酒記録128日 これは底なし沼か。。。

家では飲まない禁酒記録128日目。飲酒22日。完全禁酒1日目。ラン なし。

 

 

かつてのアイドルの飲酒運転のニュースが場を騒がせてますね。そしてそれを一生懸命応援してきたファンの切なさも。そう、人間は変化してしまうのだ。私だってそうだし、誰だってそうだ。それを嘆くことなんて決してできない。万物は流転する。所行無常。all things must pass.

 

 

 

そんなこんなと、昨日の日記のような寂しさを感じていたら、昨日どうしても飲みたくなってしまった。家では飲まなかったが、また公園で飲んでしまった。

我慢しようと思えばできなくもなかったのだが、我慢して、健康になったところで、一体にこの私に何があるというのか?なんの意味があるというのか?というような投げやりな気分になってしまった。「酒を飲んだってなにも変わらないんだよ、いっそう惨めになるだけだぜ」と、つい最近まで自分に言い聞かせていたというのに。。。

 

 

ウーム。これがスリップまっしぐらな道か。お金を使っても使っても満足できないギャンブル中のように、また私もアル中に戻ってしまうのだろうか。

しかし、今はとてもせつないのだよ、いろいろと。季節も秋へと変化し、より切なさを感じさせる。人生、仕事、人間。。。すべてが悲しい。禁酒をできるのは、そういう困難のない、幸せな人間だ、と言い訳の一つもしたくなる。

ちょっとでも現実逃避をして、薬物であっても幸福感を感じたいんだよ。だって酒を飲まなかったために、鬱や自殺とかにつながったら一番悲しいだろう。この時期は、酒とともに戦ってきた。。。という時期があってもいいのではないか。

 

 

昨日今日とずっと雨が降っている。ランもできない。それが余計飲酒欲求につながってしまっているのだろう。くそう。。。

このブログを書くのも負けの記録を書くようでつらい。でもしっかりと記録しておこう、今の思いを。いつか今日の自分を懐かしむために。完全禁酒をやめ、スリップとソーシャルドリンカーになろうとするはざまで苦しむ自分を記録しよう。これが節酒は完全禁酒よりつらいってやつか。。。なるほど、こいつは確かにつらい。

完全禁酒をしていれば、もう飲まない!!!という選択肢だけだからだ。常にこの選択肢が私を悩ませる。いかんいかん、本当にスリップしてしまいそうだ。

 

でも今日は飲みたいwwwだって切なすぎるんだよ。切ないことに関しては、15分くらいのバラードが歌えるよ、ディランも真っ青のw

 

 

何が切ないって、人生であり、雨であり、月であり、仕事である。特に本日の仕事に関して。

 

ちょっとした職場での集まりがあり、そこで代表者を決めなければならなかった。たいていこういう時はだれもやりたがらないものだ。しかし、私は経験的にやってもいいかな、とも思っていた。なんとなくそのタイミングを逃していると、別の人がやると言い出した。

 

かつての私だったら、この時に自分がやると言っただろう。でも今は人間関係がいろいろと変化してしまったため、ここでもだんまりをせざるを得なかった。仕方ないのだ、と自分に思ったり、言い聞かせたりして。。。

 

20代の中頃までの私は人間関係において、嫌いになる瞬間がけっこう早かった。そして人を一回嫌いになってしまうと、なかなか回復せず、ひたすら避けてしまった。もちろん私なりの理由もあったのだが、もっとうまいやり方があったのではないか、とも思う。例えばいっそしっかりと自分の気持ちを言ったり、ケンカでもしたりすれば、お互い謝ったりして、すっきりしていたかもしれないとか。

でもそれはできなかった。ただひたすら距離をとった。その結果、おそらくそうした人たちも傷つてしまったし、自分も気まずくなって結果的に嫌な思いをした。そして、すぐ人を嫌いになってしまう自分を嫌悪するようにもなってしまった。

 

さすがに自分もいい年になり、また人間関係も仕事が関わってくるため、そこまで露骨にすることはなくなった。しかし、今、けっこうそれに似たものを感じてしまっている。

距離はとるが、もちろんかかわりは持つ。でもそれは最低限のものだ。最低限の会話をするとか、最低限の仕事のかかわりを持つとか。

 

 

そして今日自分で少し悲しくなってしまったのが、上の出来事である。別の人が進んである意味犠牲になろうとしているのに、私はその場では何もしようとしなかった。また、以前はひたすら距離をとっていたのが、今はあいさつくらいはしようと思い、挨拶は自分からした。

しかしこれは、ある意味絶望のあいさつだった。

 

好きの反対が嫌いではなく無関心であるならば、ある意味気まずくて距離をとっている状態というのは、まだ関わろうとしている証拠であるとも言える。本当は関わりたいけど、どうするべきかわからず、模索中だからだ。

しかし、今は、ある意味普通にあいさつくらいはしようと思った。これは、決して前向きなものではなく、無関心に近い状態になってしまったからだ。。。

と自分で気づいてしまった。これがさらに私を苦しめ、寂しくさせてしまった。

 

 

 

いやいや、人生ってやつは悲しいのう。そして、これは最高の飲酒欲求になってしまうw

 

でももうここまで来たら、飲んでもいい気がする。だって悲しいんだもの。人間関係の裏切り、とまではいかないけれど、そういう行き違いとか、そこから生じる疎遠さとかは、やっぱり一番くらい悲しいことだと思う。

 

 

 

そんなこんなの、128日目。でも家では絶対飲まない。今日も一日お疲れさんでした。酒を飲むことが前向きであるならば、そんな酒もたまにはいいかね、と葛藤する自分。いやいや、そんなのは幻だよ、という自分。

 

本日も見てくれてどうもありがとう。なんとか今日の生き延びた。