2025禁酒248日(禁酒299日目)
6時半起き。
天気が悪いとどうも朝が起きられない。最近は私には珍しく、ランも英語もさぼっているし。まあ良い。こういう時もある。
でもできることはやる。それだけだ。歯磨き、ごみ捨て、床掃除。自炊にコーヒーに日記にブログ。そして禁酒。もちろん禁煙。(タバコに関しては、もう吸うことはないだろう)。できることを確実に続ける。
さて。FIREの話題に。最近いろんな形のFIREが出てきて、なんだか収集がつかないような、面白くなってきたような気がする。そこで私も、新しいFIREの形を考えてみたので、ちょいとつらつらと書いてみようと思う。
結論を先に言うと、バリスタFIREとコーストFIREを合わせたバリコーFIREw
まあ、とりあえずネームセンスはおいておいてくれw内容は、正社員として、週3か週4で働く。あるいは、契約社員のような、お互い楽な立場で、楽な仕事で週5で働く、という形のFIRE。

目次
- 1 そもそもFIREとは
- 2 最近出てきたFIREの種類
- 3 仕事に対して嫌なことは何か、あるいは辞めたら何がしたいかを、を突き詰めるのが大事になってくる
- 4 それぞれのFIREのデメリットを理解しておくことも大事
- 5 バリコーFIRE① 正社員としてそのまま働くが、週3か週4
- 6 バリコーFIRE➁ 週5にはなってしまうが、楽な仕事へ
- 7 FIREの本質は、人生における選択肢を増やすこと(どのFIREであっても)
1 そもそもFIREとは
FIREとは、financial independent retire earlyということで、経済的自立をして、はやくリタイアしよう、という意味である。
わかりやすいのが、スポーツとか芸能界で一発当てて、40歳で10億くらい作って、あとはその資産を崩していくか、運用していくか。安室奈美恵さんとか、中田英寿さんとか、この類かもしれない。
でもここまでの成功は、一般人にはなかなか難しい。圧倒的才能や努力、環境や運などが必要だからだ。そこで最近生まれたのが、主に株式投資と節制でのFIREだ。
会社員として働きつつも、節約や副業でお金を確保し、そしてそれを投資に回す。投資もデイトレなどではなく、インデックスや高配当株などの再現性のあるものを行う。
時間はかかるけれども、これならがんばれば1億くらいは貯められると言う人も多い。節約とインデックス投資ならば、基本的には誰にでも可能だ。早くて10年、遅くても30年くらいあれば1億には到達するとのこと。
1億あれば、年利5パーセントで運用できれば税引き後で400万の収入。株式での資産はもちろん上下するが、400万は自動で稼げるということになる。年収400万であれば基本的には十分に暮らせるレベルだから、これは経済的自立ということになるだろう。
2 最近出てきたFIREの種類
ただ、誰にでも可能とは言いつつもやはり1億はハードルが高い。早くても10年だし、そもそも10年で1億に到達できる人はすごい激務をしているだろうから、仕事そのものにもついていけるかどうか、という問題もある。間を取って20年としても20年も長い。
そこで生まれたのが亜種のFIREだ。リーンFIRE、サイドFIRE、バリスタFIRE、コーストFIREがそれになる。順に見ていこう。(ちなみに上記のFIREは、ファットFIREと呼ばれるようになったらしい)
①lean FIRE・・・「無駄のない(lean)」fire
例えば月の支出を10万以下にして、ミニマル生活を送る。月10万ならば、3000万の4パーセントで120万、120万を12で割って10万だから、目標は3000万となる。ただ、実際はこれに加えて現金余力も必要にはなるだろうから、3500万くらいは必要だと思われる。しかし、1億に比べたら、3500万はかなり現実的な数字と言えるだろう。
でも経済的に不自由になる感じは否めない。所属も失うので、孤立感はでるかも。
➁side FIRE・・・個人事業で働きつつのFIRE。
ちょっとしたFIREみたいな。個人事業でどれくらい働くかにもよるが、最低2000万くらいから。2000万だと、かなり達成しやすい。
しかし、個人事業って言われても、ブログやyoutubeなんかはもう参入が厳しくなってきたし、せどりは人それぞれの好みが出る。フリーランスで仕事を定期的にとるのもなかなか。。。と、これはこれでハードルが高い。
③barista FIRE・・・雇用されてのFIRE。
サイドFIREとだいたい同じ。ただ、スターバックスなどで働きながらのFIRE、ということでバリスタと言うらしい。そこそこの資産収入と、そこそこのバイト生活、みたいな。
これは金銭面でもハードルが低いし、個人での事業を立ち上げなくても良い。人とのつながりも保てる。比較的バランスが良いと思われる。ただ、要は中年フリーターみたいになるので、ちょいと世間体が悪く、信用がなくなるのがデメリット。
④coast FIRE・・・気楽な、流れに任せる(coast)なFIRE
老後資金を貯めてしまって、将来に向けての金銭面からのindependence.例えば35歳で1000万貯めて、それは全部運用する。のこりの稼いだお金はもう全部、現在の自分に使う。
これは金銭面でも、社会的信用面でも、圧倒的にハードルが下がる。でも週5で働くなら、リタイアアーリーにはならないのが悩ましいところ。
3 仕事に対して嫌なことは何か、あるいは辞めたら何がしたいかを、を突き詰めるのが大事になってくる
いろんなFIREがありということだ。でもどのFIREにしてもメリットデメリットがある。ここで大事なのは、結局FIREをしたら、自分が何をしたいかということ。あるいは、何をしたくないか、ということだ。
私の今の現状の場合、
満足・・・やりがい、福利厚生や待遇、給与面
でも一方で、
嫌なこと・・・労働時間の長さやプレッシャー、責任の重さや理不尽
となる。ということは、ここの満足と嫌なことをそれぞれ、クリアできれば、バリスタFIREでもコーストFIREでも良いということになる。ただ、デメリットもある。
4 それぞれのFIREのデメリットを理解しておくことも大事
今真剣にFIREしてしまうかどうかを検討している。私の場合、サイドFIREか、バリスタFIREかなと考えていた。でもやはりいざFIREする、仕事を辞めるとなると、不安も結構出てくる。これは上記で書いたような、FIREのデメリットとなる。
A 収入がガクッと減る。
時間とエネルギーの自由と引き換えに、お金はそこそこ不自由になる
B 社会的信用もガクッと減る。賃貸契約やローン、クレカで困ることになるかも。
つまり、日本だとFIREはかなりヤバいやつ認定されてしまう可能性が大きいということですね。私がバリスタFIREしたとしても、肩書は「41歳、フリーター」になるわけですからw
ニュースで出るやばいやつになってしまうwそこで、「社員」という肩書を生かした、方法はないか。。。と考えてみました。
5 バリコーFIRE① 正社員としてそのまま働くが、週3か週4
これはできる職種が限られてくるとは思うが、可能なら検討しても良いと思う。
やはり正社員としての社会的信頼や、待遇、給与は得難いものがある。特に日本では、正社員じゃないと、家も借りられない、ローンもクレカも微妙、人から奇異な目で見られる。。。などデメリットも大きい。でも交渉でこれが可能なら、悪くない案だ。
私も、今の仕事の内容がだいたいそのままで、責任のあまりない役につくのなら、給料が5割になってももう良い。それで週3で働くなら、続けてもよい。バリスタFIREの一種だが、正社員としてのうまみを生かしたFIRE。
ただ残念だが、私の仕事で、正社員でこれはなさそうだ。育休の流れで、短時間勤務を取っている人はいるが、それはあくまで一時的なものだし。いっそ、嘱託員のようなものになるもの手か。
6 バリコーFIRE➁ 週5にはなってしまうが、楽な仕事へ
40代くらいで、お金を2000万ほど貯めて運用すれば、緊急資金や老後の心配はもう良いでしょう。そこで給与は低いが、自分の満たしたい条件のみを満たしてくれる、不満のなさそうな会社に入る。契約社員くらいでも良い。
これは結局週5で働くので、リタイアアーリーとは言えない。
でも、もし仕事で嫌なのが、責任の重さとか、プレッシャーとかで、気楽に働く程度での週5なら気にならないのであればこれは選択肢のひとつしてアリと思う。40代くらいになれば、一つや二つの会社である程度達成感でもあれば、あとはもう、本当にほどほどのお金と社会的つながり、信用を保つ、というのを目標にすればよい。
貯金しなきゃいけない分の高収入の仕事から解放される。基本的に、高収入=仕事はハード、だからここの解放はけっこう大きい気がする。それでも給料が月に20万ほどでもあれば、そこそこ自由に使えるだろうし。やりがいのある仕事ももう若いうちにでもやっておけば、もうそこそこの事務仕事でも良いだろうし。
7 FIREの本質は、人生における選択肢を増やすこと(どのFIREであっても)
まあ、ここまでくるとFIREでも何でもないと、言われそうな気がするw
でも大事なのは、若いうちから、ほどほどに資産を作っておけば、選択肢が増えるということですね。例えば私も、今41歳ですが、なんとか2500万貯まりました。仕事を辞めるなら、退職金がもらえるので3000万は行くと思われます。
この3000万はサイド・バリスタ・コーストFIREの資金としては、まあ大丈夫でしょう。この余裕、防衛資金があることで、働き方の選択肢が増える。これがFIREの本質と思われる。ミニマリストの本質が、人生における優先順位をつけることであるように。
実際のところ、純粋なFIRE(FAT FIRE)をしている人って少ない気がする。実際FIREした人って、人格とか仕事とかで有能だったりするから、SNSとか出版で結局また仕事していたりするから。みんなサイドFIREということになる。
でも別の味方すれば、それはお金が入ってくるから仕事とは言えるけど、もうお金稼ぐ必要はないから、趣味とも言える。だからファットFIREとも言えるみたいな。
もうここまでくるとどのFIREか、なんてものには意味がない。経済的自立をしていれば、ある程度なんだってできる、ということだ。
だからまあ、一般ピーポーはとりあえず、3000万を目標に貯めましょう、ってことですかね。そしたらそこから見えてくる世界がある。。。そんな感じだ。
まあそんな感じです。雨ですね。よい雨を!
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