2025禁酒161日(禁酒212日目)
6時半起き。風邪というわけでもないが、体が鉛でも入っているようにだるかったので朝は起きられなかった。まあこういう日もある。体の訴えに素直になろう。
最近、沢木耕太郎さんつながりで、近藤紘一さんという人の本をいくつか読んでみたので、それを書いておきたい。
アジアに興味のある人、面白く、滋養になるエッセイを読みたい人、沢木耕太郎さんを好きな人、ぜひおすすめです
近藤紘一さんという優れた書き手
近藤紘一さんとは
1970年ごろに、ベトナムやタイで特派員をしていた新聞記者の人らしい。今のホーチミンである、旧名サイゴンという町に住み、サイゴンの崩壊を見て記事や本にしたという人で有名だそうだ。
また、それ以外にもエッセイ風の本もたくさんある。ちなみに、湘南高校、早稲田大学出身ということで頭はめちゃくちゃすごいと思う。残念ながら、45歳で亡くなったとのこと。
新聞記者だから文章がうまいことに不思議はないが、とにかく面白い。政治の難しい話はかなり難しいが、ベトナムやタイに関しての生活、土地の事情などが、ユーモアを交えて書いてあり大変愉快な気分になる。どことなく沢木耕太郎さんとも似ていると思う。
そして特筆すべきは、1970・1980年代に書かれたエッセイが、50年たった今でもまるで今のことを書いてあるような新鮮さに満ちていることだ。結局のところ、どれだけ文化が進んでも、人間の本質はそんなには変わらないということなのだろう。鴨長明の『方丈記』が、現代の日本を言い表していると言われるのと同じように。
どんな本を書いているか
この2冊と、あと他にも数冊読んでみた。
ベトナムやタイに関する、鋭い記述。さらに外国を起点として、日本を見つめる洞察力。そのような筆者の力が存分に発揮されている。
例えば、1980年の時点で、「最近の親子にはケジメがないように思われる」と書いてある。
50年前である。そのケジメがなくなって50年がたった今、モンスターペアレントだの未熟な親だの、子ども犯罪や能力の低下だの、と言われる世の中になってしまった。
もちろん昔の日本が絶対正しかったわけでも決してないが、少なくともキラキラネームだの、少子化だの、虐待などという問題は、解決がそこまで難しい問題とは思われないのだが。。。
あとは、動物や植物に関する記述も脱帽。笑えておもしろい。サルをペットにして、ビールを飲ませるくだりとか笑いが止まらなかったw(今なら虐待とか言われそうだ)
感想
とりあえず、またタイのバンコクや、ベトナムのホーチミンに行ってみたくなったw
そして、私も昔よく旅をしていたが、本当に無知だったことに気が付かされる。旅に行く前に、なんでもかんでも調べまくってガイドブックだよりになるのも考え物だが、最低限の歴史や文化を頭に入れておくと、現地に行ったときにより感慨深くなると思う。ただ楽しむのもちろん良いが、せっかく旅をできるなら学ぶものもあった方がずっと良い。
あとは社会に対する風刺。これは今の2025年の日本や世界にもつながるところがけっこうあるので、自分にできることはやってみたいと思った。きっとこういう、いつの時代でも通用する本、時の試練に耐えうる本を名著と呼ぶのだろう。
あとは、筆者が45歳で亡くなっているという事実。上にも書いたが、私は今40である。80歳寿命と考えてももう半分に来ているし、45歳で亡くなるとすればもうあと5年しかない。悔いのないように、せめて生きねば。
読んでくれてありがとうございました。
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