禁酒54日 雪
7時45分起き
昨日は地元の友人が泊っていった。それで夜更かししてしまい、今日の朝も遅くなってしまった。まあでもこんなこともあるでしょう。たまにはさ。私の場合、本当にたまには、だ。
起きてからは、掃除、歯磨き、白湯、換気。朝は朝ご飯を作って食べる。そして散歩へ。友人がいようが、旅だろうが元日だろうが、日課はこなす。
しばしまったりして見送る。帰りにスーパーで買い物をして帰宅。
その後は村上春樹を読み、片付けをする。昨日作ったカレーなべを食べ、レッチリと英語をやる。そしてブログ。ただいま5時。まだ雪が降っている。
雪は静かだ。雨とは違って積もる音がないからか。しんしん積もる雪というが、実に的確に表している。今はまだ完ぺきな夜ではないので、カーテンを開けてみる。空は暗いが、白の雪が反射しているようで明るくも感じる。1月の雪。切ないような、美しいような。反対に部屋の電気はオレンジで、暖炉のような雰囲気にしている。
私の地元は雪がよく降る場所だった。今でも、雪の次の日が晴れで、その雪と川を太陽がキラキラと反射させているのがとても美しかったのをよく覚えている。でもいろいろあって、もう6年も地元には帰っていない。家族や友だちとももうほとんど連絡はとらない。
地元の人たちは元気にしているんだろうか。家族に関していえば、もう年齢的にはけっこう厳しい。悲しいニュースがいつ来てもおかしくはない。それでも私はこうしてこのまま生きていくのだろうか。帰りたい気もする。でも帰れない。帰らない。そんな状況である。そして雪はそれを思い出させる。否応なく。
そしてもう一つの過去。かつて親しかった女性。彼女もまた元気にしているんだろうか。最後に会ってからもう3年がたってしまった。本当に3年がたったのだ。たってしまったのだ。その間、コロナもあった。無事にやっているのだろうか。私もいろいろあったが、なんとかこうして今ひっそりと生きている。戻れるのならもう1度戻っていろいろやり直したい。
ボブディランが歌う。「dont think twice,thats alright」と。もう過ぎてしまったことは仕方ないと。ああ。ボブディランも確かサラという奥さんと悲しい別れをしたんだったけか。その歌も沁みる。沁みるぜ。きょうの雪のように。
まあいい。風呂が沸いたみたいだ。温かいお湯に30分ほど入れば、また新しい世界が待っている。またこれからも地味にがんばっていこう。
よい雪を!