禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

終   祝禁酒100日  所感

そして今思うこと。。。

 

 

 

 

もう本当にあれですね。頑張ってきたなあ、禁酒できて本当によかったなあ、とそれしかない。この100日で見てもそうだし、もうすぐ1年になるこの節酒記録でもそうだ。(330日中、わずか飲酒は50日。自分にしてはものすごい進歩である)

 

 

 

禁酒を最初始めたのは約2年前になる。最初の禁酒は79日で終わり、そこからはいろいろと模索しながら、とりあえず今は節酒という方法で落ち着いている。でも、これでも本当に成長できたと思うし、たくさんのことができるようになった。実際にできた。前向きになったし、酒なしの人生を感じられるようになってきた。これは大きいことなんではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

2年前なぜ禁酒したか?

 

それは。。。1番のきっかけは、詐欺に合いそうになったのだw

 

 

幸い見破ることができ、未遂だったが。でも、詐欺に合ったという事実、ただ利用されそうになったという事実、信じていたのに。。。といういろんなことが私を落ち込ませた。

 

 

さらにその時、トキオの某メンバーが酒がらみで逮捕されてしまい、とても人ごとと思えなかった。そのころの私は、毎日2リットルのビールを飲み、朝は体調不良で出勤。休みの日は昼から。時には朝から。週1か2で飲みに行き、全く生産性のない話をする。出費はかさむ。自己嫌悪になる。

 

 

 

そんな中で。ただでさえ、今の自分の飲み方に疑問を持っている。そこで、他人ごととは思えないアイドルが酒がらみで逮捕された。そこに来て、私は詐欺未遂に合う。。。

 

 

 

 

つくづく嫌になった。みじめになった。自分が。自分の人生が。そして、ここでさらに酒を飲み続けたら、ただただもっとみじめになるだけだと思った。

 

 

「みじめだ、みじめだ、だから酒が必要なんだ」と言ってこれからも生き続けるのか?と思った。その時。。。そうだ、酒をやめようと思った。ふと、何かが下りてきたのだ。

 

東京行きの、静岡の電車の中だった。外では春の穏やかな陽がさしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、2年の月日が流れた―――。

 

 

 

 

今の禁酒もたかだか100日に過ぎない。完全に酒をやめるつもりもまだない。でも、

 

 

 

1年目 禁酒日 210日

2年目 禁酒日 310日(たぶん)

 

なら、節酒としては、成功していると言えるだろう。だって、

 

その前 禁酒日 5日(1年で)

 

 

だったのだからw

 

 

 

 

この禁酒100日。そして1年で300日近くを禁酒することによって、健康は確実に向上し、時間は本当にたくさんできた。お金もものすごくためることができた。そして何より。。。少しでも人生を前向きにとらえることができるようになり、自信がついた。これは結構、大切なことなのではないか。

 

 

 

 

 

 

今でもふと思う。こんなことして、こんな禁酒とか、早起きとか、掃除とか、自炊とか、一生懸命したって、一体に何になるのかって。疑問に浮かんだりする。これらの行為なんて、古い穴の空いた鍋に水をせっせと入れ続けるだけの無駄なことなんじゃないかって。世の人たちでそんなことしてるやつなんているのかよ、もっと楽しいことした方がいいんじゃないかって。

 

 

 

でもそんな疑問は、一生懸命家事やランをしていたらすぐにどっかに行く。きっとセロトニンやテストステロンがそんなネガティブな考えを追いやってくれているのだろう。

 

 

 

 

 

そして、こうも思う。結局のところ、人生や自信なんてものは、日々のこうした本当に小さな小さなひとつひとつを積み重ねていくことでしか、達成されないのではないかって。

 

 

そして後からそれを振り返った時。それが1年になるのか、2年になるのか、もっと先なのかわからないけれど、きっと大きな足跡になり、その時に自分を作っているのだろうと思う。だからその時まで、ひたすら愚直に続けるしかないのだろう。

 

 

 

たとえば、学生時代にもっと勉強しておけばよかったとか、誰だって思ったことがあるだろう。今から振り返ってみると、その時の無駄さが見えて、日々の努力が簡単そうに思える時がある。大学4年間で毎日英語を30分やっていれば、ペラペラになっていただろう、とか。

 

 

 

でもそれは終わった今だからこそ思えることだ。仮に当時に戻ったとしても、4年間毎日毎日同じことをやり続けることは、そんなに簡単なことではない。そこで、「4年間」という終わった長さだけのことを考えて、後悔することはナンセンスである。過去の時間や自分を過大評価なんてするべきではない。それを日々積み重ねることができなかったのは自分であり、それはなんにせよできなかったのだ。

 

 

 

積み重ねることは簡単なようで難しいのだ。こうしてふと疑問もわいてくる。急な誘いや体調不良もある。やめてしまうことの方がはるかに簡単だろう。それでも、何かやりたいことや頑張りたいことがあるのなら。。。今からまた積み上げていこう。それだけですね。

 

 

 

 

禁酒というのは、まだまだこの日本では扱いが悪く、奇妙な顔をされることも結構ある。攻撃的になってくる人間もいる。でも、それでも禁酒100日、節酒300日近くを積み重ねてこれたのは、このブログに寄るところはかなり大きい。

 

 

 

見てくれている人、星やコメントをくれる人、どうもありがとう。おかげさまで、禁酒に取り組め、少しづつですが前向きに取り組めるようになってきました。もし、禁酒なり、人生の問題なりに何か挑んでいるものがあるとしたら、ともにがんばりましょう。ぼちぼち。

 

 

 

 

イヤー。今日で8000字くらい書いたわwもうしばらく書かなくてもいいくらいだわ。ぼちぼちもう少し禁酒もつづけようかな。せっかくだし。