禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

続の続   祝禁酒100日 酒の正体 体内にて

前の記事では分けて書いた。ちょいと、酒に関わる人体の構造について、その影響について書いてみたい。前回の記事とも多少つながる。

 

 

 

 

 

例えば、セロトニンと呼ばれる伝達物質がある。俗にいう、幸せホルモンってやつだ。これがないと、精神が安定しなくなし、メンヘラになってしまうらしい。これを日々保てれば、毎日楽しく過ごせるそうだ。

 

 

セロトニンは脳内で働くものだが、作られる場所は主に腸であるらしい。ということは、腸がとても重要になってくるわけだ。しかし、

 

 

 

飲酒→腸がダメージを受ける(下痢とか)→セロトニンがうまくできない→幸せ物質ナッシング→メンヘラ

 

 

となってしまう。つまり、肉体と精神は表裏一体であるわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

さらに、名著『食べる投資』によれば、セロトニンを作る方法をいろいろあるらしいが、セロトニントリプトファンというものを原料にしているらしい。

 

 

トリプトファンたんぱく質を構成するアミノ酸の一つで、ざっくり言えばタンパク質と考えればよい。じゃあ、そのたんぱく質を含む食品、納豆やナッツ、チーズや牛乳なんかを摂取すれば、セロトニンができて、幸せホルモンになり、「人生最高イエーイ」状態になれるわけだ。非常にシンプルである。(もちろん本当はもうちょっと複雑ですよw)

 

 

 

しかし。しかしである。ここで、酒が、アルコールがこの幸せになろうとする過程を邪魔してくるのだ!

 

 

アルコールが体内で分解されるのに、このトリプトファンを使ってしまうらしい。つまり、セロトニンになりたいトリちゃんを、アルコールの分解に横取りされてしまうのだ。よって、幸せホルモンであるセロトニンが不足した人間はだんだん鬱になっていく。。。

 

 

 

つまり、飲酒→アルコールの分解にトリプトファンをよこせ!→セロトニン作りたくてもできない。。。→メンヘラ

 

 

 

と、まさにメンヘラまっしぐらである。人間はトリプトファンが欲しいのに、酒の分解に使われてしまう。さらに、そもそもセロトニンの工場である腸が破壊されているような状態だ。まったく、酒とは本当に恐ろしい。

 

 

 

つまり、肉体・精神が破壊される→時間があって何もできない→または病院行き→お金もない→メンヘラ

 

 

になってしまう。。。なんという悪循環。

 

 

でも逆に言えば、諸悪の根源である酒を断てば万事問題ないのだ。大豆製品や乳製品、魚介類とかは日本人なら大体ふだんからある程度は食べるであろう。

 

 

 

酒が体内入ってこない→セロトニン合成ばっちり→やる気になり、運動したり勉強したり楽しいことする→さらに別の幸せホルモンができる→人生ウェーイ

 

 

 

となる。たぶんwこれはなんという好循環。

 

 

 

 

 

 

 

だから酒なんてやはり飲まない方がよろしい。でも、こういう人もいるかもしれない。

 

でも酒飲んだら幸せになるじゃんよ。仮にセロトニンができなかったとしても、酒を飲んでいる瞬間は幸せなんだから、トントンでしょう?

 

 

 

 

でもこれも違う。トントンではないのだ。

 

 

確かに、アルコールによってドーパミンという脳内ホルモンが出て、それによって幸せを感じる効果はある。また、アルコール自体が人間をマヒさせるため、これによって幸福感を感じるのは確かにあるだろう。もし、セロトニンを失う分、ドーパミンを代わりにゲットして、脳をマヒさせる。それで終わりならいいかもしれない。

 

 

 

でもアルコールは人体には毒なのだ。(諸説あるが、私はもう毒と考えている。この考えの上で、だが)

 

 

だから、毒を飲んでドーパミンを作るのであれば、毒なんて飲まない方がよろしい。マラソンや格闘技でドーパミンを作った方がはるかによろしい。だから、毒とドーパミンの時点でトントン。そしてセロトニンがなくなるんだから、もうマイナスである。

 

 

 

そして、酒によるドーパミンはたちが悪い。さらなる量を求めて、人間を中毒にさせ、もっとアルコールを飲んでしまうようになるのだ。少量のアルコールならなんとか肉体にも精神にも問題ないレベルだが、一定量を超えてしまったらもうあきらかにマイナスになる。。。これはギャンブル依存症などの仕組みと一緒である。ドーパミンも、適量が望ましいのだが、アルコールとドーパミンがセットになると、かなりたちが悪くなってしまう。

 

 

アルコール依存症ギャンブル依存症で身を滅ぼした話はよく聞く。でも、マラソン中毒や格闘技中毒で破産したとかはあまり聞かない。だから、同じ中毒になるのなら、ドーパミンを求めるのなら、前向きに行こうではないか。テストストロン氏のように、筋トレ中毒でもよい。

 

 

 

 

 

 

よって、人体の構造的に、アルコールはもう基本的には飲まない方がよろしい。社会の洗脳とかもこれにさらに加わってくるからなおさらたちも悪い。でももう私は気づいてしまったのだ。完全に禁酒にしようとは思わないけれど、もう本当に、限定された時のみでよいかな、と思う。

 

 

 

結婚式でも葬式でも、職場の打ち上げでも友人との再会でももう酒はいらない。そもそも、飲み会自体にももう行かないだろう。飲み会の無意味さにも気づいてしまった。あるいは、感じるようになってしまった。

 

 

 

私の場合は、音楽だ。音楽を聴いて我を忘れてのめり込みたいとき。。。そんな時のみ、飲んでみたいと思う。あるいは、旅先にて。現地の人との交流で。それ以外は、もう本当にいらないかも。アル中カラカラを見るのはとても楽しいけれどw

 

 

 

ああ、なかなか所感にいけないww次こそは。でも、こうして書いて、アウトプットすることで、とても勉強になっている気がする。