ただいま4時過ぎ。実に時間がのんびりと流れていき、心地よい。これも酒ナシならでは。やっと酒の呪縛が溶けてきた気がする。
ブログをさっき書いた後。中島らもの『心が雨漏りするときには』を読む。実に面白かった。無茶苦茶な生き方だけれどもwその後昼寝を少しする。3時から散歩。チェインスモーカーズを聴きながら、のんびりと歩く。太陽の光を浴び、セロトニンを作る。穏やかな気分になる。
帰宅後英語を勉強する。イギリスの方言について。リバプールでは、サムシングのことを、ソッイン みたいに言うらしいwこんなのわかるわけないしw
さて。これからの人生について本気出して考えてみた。主に仕事について、人生について。もちろんこの2つは密接につながっている。まあ、考えると言っても机に向かって鉛筆持っているわけではないけれども。アイデアというのは、何かの拍子にポコンと生まれるものなのだ。
この職について、10年ほどになる。ちょっとやめていた時期もあったり、契約社員みたいな感じで働いていた時期もあったが、一応10年になる。そう考えるとけっこう長い。
この10年。実にいろんなことがあった(もちろん誰だってそうだろうが)細かいものはここでは書かないが、ずっと思っていたことがある。
「このままでよいのだろうか これで人生が終わってよいのだろうか」ということだ。
仕事は嫌いではない。ある程度の努力をしたうえで、楽しくやってこれたと思っている。自分に向いているという部分もなくはないし、実際 仕事上の成績という意味では、悪くなかったようだ。
それなりのポジションを任されもしたし、実にたくさんの仕事もした。きっと残業時間は、月で70時間くらいは常にあったと思う。それもそこまで苦にはしていなかったから、それなりに満足していたのだろう。初めてのこともたくさんあったから、がむしゃらにやった部分もたくさんあった。
しかし、自分の人生もいろいろな転機を迎え、このままでよいのか?ということを2年前くらいから思うようになった。特に最近、そう思う。
一つは、仕事上でも先が見えなくなったことだ。
いま私がやっている仕事は、はっきりとした営業上の成績などはあるわけでもなく、出世などが目標になるわけでもなく、あいまいな部分が多い。基本的には、日々同じことの繰り返しである。だから残業も進んでする人もいれば、ものすごく最低限のことだけをする人も多い。
仕事そのものが生涯の仕事になっている人はいいが、私は自分ではそこまではできない、ということに気づいてしまった。もし、進んで残業をする、あるいは仕事自体が趣味になる=いい仕事 になるのならば、わたしはできないし、したくない。仕事はしごとであって、自分の時間は欲しいと思う。
もちろん管理職にもなりたくない。身近で見ていても、とてもなりたいとは思えない。ちょっと上の先輩を見ていても、ひたすら仕事に追われ大変そうだ。また、同僚にももおもしろさを感じなくなってしまった。それならば、そろそろ潮時かな、と思うようになった。
もちろんいいところもある。まあ待遇は悪くないし、休みもいちおうあるし、長期休暇も取りやすい。充実感を感じることもあった。しかし、本当にこのまま65くらいまで働き続けるのか?という問いには、やはりNOと言いたい。そして、決断をするのならば早い方がよい。
2つ目。そこにセミリタイアという考え方があることを知った。あるいは、ネットなどで食べていくという方法。
いろいろ考えてはいたが、いざ転職ということになると、いい職があるわけでもない。せっかく慣れてきたのに、という思いもある。それならば、自営だの、起業とかってことになるが、この時代に飲食業をしてもそんな簡単にはできないことくらいわかる。
そこでセミリタイアという考え方、あるいはネットで自分で食べていくというアイデアを知った。実際、20代でやっている人もいるようだ。いろんな方法があるようなので、これから調べていきたい。
人生の袋小路にいる自分に、少し光が差したような気がした。そのためにも、禁酒、節酒は必要になってくる。お金を貯めよう。