禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

禁酒記録 72日目 やる気のない時の対処法と アルコール問答③~現実逃避編~

9時過ぎに起きる。72日目。

 

昨夜は早く寝たかったのだが、サッカーをさすがに少し見たかったので、夜更かしをしてしまった。12時半ごろにうとうとし、結局2時くらいに寝た気がする。それで9時なので、睡眠時間はまあまあ良いのだが、リズム崩れてしまったので、あまり調子がよくない。というか何よりも暑い。暑すぎる。

 

 

というわけで、起きるのが少し遅くなってしまった。どうも朝から予定が崩れると、その後のやる気がなくなってしまう。職場に行く気がなくなってしまった。とにかく熱いし。

 

 

しかし何とか自分を奮い立たせて向かうことにする。こういう時に自分に言い聞かせる言葉。

 

「まあまあ、ニーチェ君。んじゃ職場に行き、30分で帰ってくるってのはどうだい。その後のことは、そのあとで考えよう。嫌だったらもう帰っちまおうぜ。たった30分ならいいだろ?」

 

と言って、言い聞かせて家を出た。結果、2時間半仕事をした。人間なんてしょせんそんなものである。今はいい心持ちである。

 

帰宅後シャワー。食事。ブログ。酢を薄めた飲み物が心と体に染みる。

この後は、買い物、音楽、英語、筋トレ、仕事。あっという間に日々が過ぎていく。とても酒なんか入り込んでいる余地はない。いらねえよ、酒なんかよ。(と、言い聞かせる。www) 暇を作らなければよいのだ。

忙しくしよう。文字通り、心を失うのだ。くだらないことを考えて、何もしないことを防ぐために。ただ空想や思索にふけり、何もしないのならば、ブログを書いていた方がよっぽど良い。

 

 

 

 

 

 

 

では、引き続きアルコール問答。現実逃避編。

 

 

現「なあ。 おい」

 

 

アル中「何だよ。今一仕事終えた後のビールを楽しんでんだよ。邪魔スンナ」

 

 

現「こちとらもう、72日目だぜ。レベル72って言ったら、ドラクエならもうボスを余裕で倒せるレベルだぜ」

 

中「うるせえ。たかだか2か月半くらい禁酒しているくらいで偉そうなことを言うな。」

 

現「フーむ。でも、おまえは一日だってできねえだろ。一日したとしてもおれはその72倍のスコアだぜ。72倍ってなかなかすごい。100円かけても7200円になるんだぞ。しかもお前はその一日すらできないんだから、ある意味無限倍だ」

 

 

中「わかった。もういいから、とにかく一杯くらい飲ませてくれよ。こちとらささやかに現実逃避を楽しんでいるんだよ。そうでもしなきゃ、やってられねえだろ」

 

 

現「そうだな。その話をしよう。その話をした後で、ぜひ飲んでくっれ。貴様は本当に現実逃避できているのか?あるいはそれでよいのか?逆の言い方をすれば、酒が現実を変えてくれないことはわかっているんだろ。」

 

 

中「確かに酒は現実を変えてはくれない。でも一時でも夢の心地よい世界に運んでくれるんだ。それくらいいいだろ、合法だし。だから、現実逃避はできているよ。いっつもらりってるわけでもないし、仕事の後くらいいいだろうが。ビリージョエルのピアノマンの中にだって、そうやって歌われてるだろ。人生を少しばかり忘れるために、酒を分かち合う、ってよ」

 

 

現「なるほど。。。ということは、これからもずっと現実から逃げるわけだな。逃げ続けるんだな。」

 

アル中「そういういい方はするな。一時だけっていってんだろ。いいだろうが、一日の中の数時間くらい」

 

 

 

現「では、貴様が逃げの部分を認めた分だけ私の勝ちとするぞ。いくつか質問する。一問一答でいこう。まず、そんなに逃げたいくらい現実がきついのか」

 

中「ああきついね。みじめだ。クイーンのspread your wingsの唄にでてくるサミーみたいなかんじだな。nothing came easy to me てな」

 

 

現「なるほど。んじゃ、最近の豪雨での家族や家を失った人は全員酒がいるな。間違いなく全員厳しい現実だ。しかも不条理に。でも後の人たちが全員アル中になったって話は聞いていない。東日本大震災の時だってそうだが」

 

アル中「まあそりゃ全員が酒には頼らねえだろ。酒なしでも生きていける強い人もいる、才能じゃね」

 

現「んじゃお前だってなくてもよいだろう」

 

中「いや、おれは弱い人間なんだ。でも一方では努力もしている。だからいいだろ、一つくらい悪しき習慣があったってさ。自殺するよりは、酒でも飲んで、嫌なこと忘れて、また次の日頑張ろうってよ」

 

 

現「なるほど、現実はきついから酒でささやかにしのいでいくわけか。でもそれはさけじゃなくてもできる。カラオケでも、おしゃべりでも。もっと前向きに、ギターを弾くとか、詩を書くとか、運動するとか。その方が、はるかに前向きだし、健康だし、貴様のためになる」

 

 

 

 

 

中「そんなことスル体力がねえよ。だから手軽に酒なんだ。」

 

 

現「つまり、逃げるわけだな。明らかに金銭面や健康面でいいことが分けっているのに、それをめんどくさい、と逃げるだから」

 

 

中「まあ、そういうことでよい」

 

 

現「んじゃ二つ目。てか現実がそんなにきついなら、毎日毎日酒が必要なくらい現実が厳しいなら、その現実を変えてしまった方がてっとりばやくね!?!」

 

中「お!!確かに。。。でも、そんなにうまく行かねえんだよ」

 

 

現「貴様は対処法を書きだしたのか?そしてそれを実践したのか?」

 

 

中「いや。。。」

 

 

 

現「なんでしないんだよ。つらい現実があるから、それから逃げる手段が必要だ。でもそもそも、そんな手段を作るくらいなら、そもそも現実そのかものを変えてしまう。こんなん小学生でもわかるだろ。例えば」

 

中「うるせえ。言うな」

 

 

 

現「言う。例えばものすごく大気の悪いとこに住んでいる喘息持ちの人間。大気が悪いからと言って、空気清浄機に大量の薬。毎日の膨大なそうじ。貴様はそんなことをしている人間がいたらこう思うだろ。そんなことするなんて大変じゃないですか、もっと空気の良いところへ引っ越せばって」

 

中「・・・」

 

 

 

現「同じだ。その冴えない現実を変えようともせず、理由だけを作って酒を飲んでいるのは、大気の悪いところに住む喘息持ちの人間と一緒だ。あほらしいだろ。よほどの理由があれば別だがよ。例えば、先祖代々の土地だから守りたいとか。

 

いや、そうでもないか。そんなことあほらしいからな。だって、喘息持ちで今にも入院しそうなのに、命と土地とどっちがだい大事だよって話だ。先祖だって、自分の末裔を大切にしたいなら、土地なんかよりよっぽどいい。

 

 

 

 

要はテメーがタコやろうだってことだ。認めるか?」

 

 

中「。・・・」

 

 

現「最後に。じゃあ仮に、貴様が弱いから特別に酒が必要だ。現実を帰ればいいってことにも気づかない阿呆だった。ということにしやろう。現実逃避から帰ってきた時にいやな気分にならないか?」

 

 

 

中「まあそりゃな。二日酔いもあるし」

 

現「内臓への負担。お金。時間。現実逃避の代償がこれだけあるんだぜ。あんまりストレス解消になっていないんじゃないか」

 

 

中「。。。。」

 

 

 

現「んじゃ、次は洗脳編だ。少し貴様を擁護してやる。」