禁酒ニーチェの深夜特急ブログ

禁酒をしつつ、深夜特急とロックに影響されすぎ、とことんなりきって書いてみます!

マレーシア⑤ 12月26、27日

公園から帰った私は少し休み、洗濯をしに行くことにした。話によると、日本と同じようなコインランドリーがあるらしい。

ホテルをでて1分ほどでそれはすぐに見つかった。しかし使い方が今一つわからない。まごまごしていると、隣にいたインド人の若者が陽気に教えてくれた。

洗うのと乾燥で1時間ほどかかるようだ。そのとなりにマッサージ店があったので入ることにした。

アジア圏ではこのようなマッサージ店をよく見かける。しかも安いのだ。日本にもあるにはあるが、30分2000円とか平気で取られるので、わたしはいまだかつていったことがない。ここも30分で300円ほどだったので、足の裏をマッサージしてもらった。極楽だった。しかし、これで採算がとれるのだろうか。。。など、いらぬ心配などしたりもした。

 

洗濯が終わり、いっぱいに飲みに出かけることにした。まずは夕飯をとることにした。

ぶらぶらと歩いていくと、マレー風の食堂が見つかった。店先で作っているビーフンのようなものがとてもおいしそうに見えたので、注文をした。

店内は混雑しており、ヨーロッパ風の若者と相席となった。カリフォルニア出身で、旅行業のようなことをしているという。しばし話をしながら夕食をとった。

次に沢木耕太郎が青春をすごしたバーに行ってみた。今はゴールデンアップルという名前になっており、売春宿の雰囲気は残している。しかし、音楽があまりに大音量でかかりすぎていてそこまで居心地の良い場所ではなかったため、ビールいっぱいで退散することにした。この場所にこれただけで十分だった。

 

のんびり歩いていくと、ちらほらと声がかかる。冷やかしたり、ビールを一杯もらったりしているうちに、これでいいかなと思えてきた。明日はクアラルンプールにいくのだ。体力を温存しておこう。

最後に入ったバーでカールスバーグをもらった。タイガービアーに慣れた身としては、カールスバーグは甘く、とてもおいしく感じられた。

 

7時半に起きた。朝食は路上のフォー。100円。とてもおいしかった。帰り道、マレーシアで国民的飲料とされている、サーシという飲み物を買って飲んだ。湿布の味がした。湿布の味しかしなかった。奇妙な飲み物だったwww

 

フロントでチェックアウトをすると、わざわざ入り口まで見送ってくれた。

バスセンターまで歩いていき、バスに乗った。なかなか大変なバスだった。

なぜか乗り換えがあった。エアコンは途中で壊れサウナ状態になった。日本人と思われる人がいたので、やっかいですね、と声をかけてみたがそっけない返事だった。海外にきてまで日本人と話したくなかったのかもしれないし、私とは話したくなかったのかもしれない。そんなこんなで、クアラルンプールまでなかなか長い7時間だった。

 

 

 

無事着いたはよいが、大きなミスをしてしまった。ホテルがクアラルンプールの中心から1時間ほど離れていたのだ。かなりよいホテルが安くなっていたたため思わず予約してしまっていたが、やはり安さには理由があったのだ。中心地からの位置を正確に調べなかった私のミスだった。次回からの反省にしよう。

 

今日はホテルでおとなしく過ごすことにして、ビールを買いに出かけた。しかしなんと、9時以降に酒は買えなかった。法律のようだ。しかたない、ルームサービスでのむことにしよう。

しかし安かったのはホテル代だけで、ルームサービスは通常のままだった。よって、とても高いビールとなってしまった。

長時間のバス、高いホテル代とビール。なかなかな一日となったが、これはこれで旅の醍醐味なのだ。すくなくとも私にとっては。なんだか笑えてくる。

 

でもそれはそれとして、4つ星半のホテルの部屋に私は今いるのだ。日本では2・3万するだろう。どうせなら満喫してやろう。広いバスルームで私はゆっくりとシャワーをあびた。そのあとふかふかのダブルベッドにダイブした。やれやれ、大変な一日だったななどと考えながら、真っ白なシーツにくるまり,心地よい眠りについた。